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労災事故による指の切断
【平成27年4月27日 東京地裁判決】 被告工場内のプレス機械で作業中の工場長であった原告が左手をプレス機に差し込んで左指切断の負傷をした労災事故について、被告がプレス機に安全カバー及び自動停止装置を取り付けなかった安全配慮義務違反を認め... -
派遣やアルバイトでも労災事故は認められる?
【派遣やパート、アルバイトでも労災は認められる!】 派遣労働者も労働者であり、労災補償の対象となることは当然です。 派遣労働者は、派遣「元」会社において労災保険の適用を受けます。 派遣労働者は派遣元会社との間で労働契約を結び、派遣先の指揮命... -
引っ越しのバラし作業で家具が落下し怪我。後遺障害12級11号が認められ損害賠償で300万円を回収した事例
被害者は古民家で引っ越し作業を行っていたところ、急に家具のばらしを行うように指示されました。 被害者は家具のばらしは未経験であるにもかかわらず、安全確保のために注意すべき点の指導などはなされませんでした。 その結果、被害者は、家具のガラス... -
足場が外れて落下し左足関節内顆を骨折。14級が認められ、損害賠償で372万円を回収した事例
溶接工として稼働している被害者が、高さ10mの足場を歩行していたところ、足場が外れて足場ごと墜落するという災害に遭い、左足関節内顆骨折という障害を負いました。 そして、労災において14級が認められた後、会社に損害賠償請求し、372万円を回収するこ... -
労災で安全配慮義務違反となるケースは?一人作業の場合や証拠についても解説
【】 安全配慮義務違反とは 労働災害の損害賠償請求において、事業主(会社)側の義務違反ないし落ち度を主張する際の論拠として最も多く用いられるものの一つが、安全配慮義務違反です。 安全配慮義務違反 事業主は労働者に対し、就業場所や使用する機器... -
倉庫内でフォークリフトに接触し骨折。12級が認められ700万円を回収した事例
倉庫内でパレットを片付けていたところ、フォークリフトのツメが被害者の右足と接触し、被害者の右足が骨折した事例 労災において12級が認められ、会社に損害賠償請求し、700万円を回収した事例 被害者:事故時50代女性 【事故・怪我の状況】 労災... -
車からの転落事故で弁護士の介入により824万円増額した事例
車両に乗車しようと扉を開け、後ろに下がったところ、後方の溝に右手より転落した単独事故 保険会社が10級を認めていたが、提示額が低かった。 そこで弁護士の介入し、824万円賠償額が増額した事例 被害者:事故時37代男性(会社員) 【事故・怪我... -
フォークリフトでの労災事故|過失や賠償について弁護士が解説
【はじめに】 労働災害の中でも、フォークリフトを使用したことによる事故は多く、フォークリフト事故の件数は2018年の労働災害統計によると2113件で、そのうち26件が死亡事故です。 フォークリフト事故件数は毎年2000件前後、死亡事故件数は30件前後で推... -
仕事で腰痛に!労災での賠償・慰謝料の金額相場は?弁護士が解説
仕事が原因で腰痛を患ってしまったケースについて、状況・症状別に解説しております。 「どういった症状が出て、生活にどれほどの影響が出ているか」という点から、認定される後遺障害等級や損害賠償額の相場についてもお伝えしております。 【腰痛は労災... -
倉庫内での労災(頸椎椎間板ヘルニア)で後遺障害11級。損害賠償で900万円を回収
概略 倉庫で約60㎏あるソファー等を一人で移し替えるなどの作業によって、頸椎椎間板ヘルニアを発症。労災において11級が認められた。その後、会社に損害賠償請求し、900万円を回収した事案。 【労災事故・怪我の状況】 被害者(事故時30代男性)は、倉...
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