足場が外れて落下し左足関節内顆を骨折。14級が認められ、損害賠償で372万円を回収した事例

事故状況別の解説

溶接工として稼働している被害者が、高さ10mの足場を歩行していたところ、足場が外れて足場ごと墜落するという災害に遭い、左足関節内顆骨折という障害を負いました。

そして、労災において14級が認められた後、会社に損害賠償請求し、372万円を回収することができた事例です。

被害者:事故時40代男性

目次

事故・怪我の状況

被害者は溶接工として働いていましたが、地上高さ10mの足場板蓋が外れ、足場板蓋ごと墜落するという災害に遭い、左足関節内顆骨折という障害を負いました。

被害者は、左足関節における疼痛や、左足関節を横方向に動かすことができないといった後遺障害が残存し、14級9号が認定されました。

その後、当事務所で会社に対して安全配慮義務違反に基づく損害賠償について示談交渉を行いました。

その結果、示談において372万円の賠償金の支払いを得ることができました。
早期解決ができた事例です。

 

被害者が相手から支払いを受けた金額

主な損害項目 相手方
提示額
認められた額
交通費 8,364円
休業損害 2,181,348円
逸失利益 1,463,763円
入通院慰謝料 1,373,33円
後遺障害慰謝料 1,100,000円
既払金 2,399,940円
既払い除く支払額 3,727,220円

 

労災に精通した弁護士が執筆しています!

黒田 修輔のアバター 黒田 修輔 代表弁護士

私を育ててくれた故郷である西宮に貢献したい。それが私の気持ちです。

これまで多くの人身傷害事案で培った「ケガ」に関する医学的な知識をはじめ、損害賠償、示談交渉のノウハウを武器に、身体的・経済的な苦痛を減らし、賠償額の適正化をめざして日々の業務にあたっております。

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